ピッチング

How To ピッチング

達人の技

1.ピッチングマシーンはこう遊べ!

ユーズボウルのピッチングマシーンは、テレビで人気に火がついたストラックアウト。狙ったボードにボールを当てる、シンプルだけど絶妙なコントロールを要求されるゲームです。16枚または9枚のボードをめがけて一球入魂。さあ、ストライクをしてスカッと気分も爽快!

二枚追うものは一枚も得ず

達人の独り言

狙ったボードに当てるには、力まずに投げることです。誰もが投球にはくせがあるので、自分の球がどちらに曲がるかを把握しておけば、一枚のボードを狙う時に役立ちます。狙いすぎずに精神統一、サッと思い切りよく投げてみましょう。
 
2.球はこう握れ!

球の握り方にも達人ならではの秘技があります。

  • ・ 利き手の親指、人差し指、中指の三本指を立てる。
  • ・ 薬指と小指は、曲げる。
  • ・ ボールを立てた三本指でグッと握る。

さて、ここでポイントになるのが、実は薬指と小指。この曲げている二本の指にこそググッと力を込めなくてはなりません。意外かもしれませんが、薬指と小指に力を入れる方が、しっかりと球を握れるのです。リラックスして、気持ちだけは自分がプロ野球の選手になったつもりで真剣にね!

投げれば当る日和あり

達人の独り言

より一層の結果を求める人には、まずは下半身を強化してはいかがでしょうか?やはり体の軸がしっかりしている方が、良い球が投げられますから。下半身強化に向けて、これまで自転車で通った学校はマラソンで、社内の階段はスクワットしながら昇りましょう。って、そんなわけないじゃん!
 
3.標的を確実に狙うには!

希望通りの標的を狙うには?ボールを投げる時に、しっかり的に届くようにと、野球選手のように体を振りかぶっていませんか?上手な人なら、それでもOK。でも慣れていない場合は、ボールが明後日の方向に行く原因になります。そこで、標的をより確実に狙う方法を伝授します。

ピッチングのポイント

球は投げ方によらぬもの

達人の独り言

ピッチングに大切な集中力。でもナカナカ集中ってできない。そんな人に、集中力の鍛え方を伝えよう。ボールを投げる前にボールをじっと見つめます。最初はボール以外のものも目に入るでしょうけれど、そこをググッと無視してボールだけに一点集中!ボールだけが妙に鮮明に見えてきたら、そう、その時がチャンス!集中力が低下する原因として、いろいろな物が視界に入ってきて、それに興味を感じることがあるのだ。
 

遊びのうんちく

ボールはどこ行った?

野球の硬式ボールって、試合中に当たると結構痛いですよね。青タンをこさえた経験のある人もいると思います。さて、とっても固いイメージの強い野球のボールですが、変形はすることはないのだろうか?と、そんな疑問にお答えします。野球少年だった友人に聞いたところ、濡れたボールの上に、何かとても重たいものを長時間載せておいたら、あるいは変形するかもしれない、と言っていました。
でも、プロ野球の試合で、ボールを交換しているところを目撃した経験はありませんか?頻繁に交換している理由は、微妙な変形がボールに生じているからです。特にプロの世界においては、少しでも勝敗を左右するような要因は避けたいものです。さて、そんなふうにして交換されたボールは一体どこに行くのでしょうか?プロの公式戦だからこそ使えないと判断されても、二軍の練習用に使われたり、時には高校の野球部で利用されたりするそうです。

 

ちょっと小話

石毛監督と山口百恵の共通点

ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、オリックスバッファローズの石毛前監督は、プリンスホテルの実業団チームからプロの選手になりました。つまり、石毛前監督は普段はプリンスホテルで勤務していたという事。

さて、昭和の歴史に残る伝説のタレント山口百恵。百恵ちゃんは、三浦友和との結婚を機に、芸能界から完全に引退しました。では、百恵ちゃんは結婚式をどこで挙げたかご存じの方はいらっしゃますか?勘の良い方は気が付いたかもしれませんね。そうプリンスホテルでした。石毛前監督は、その百恵ちゃんの結婚式の披露宴会場でボーイとして食事を運んでいたそうです。

プロ野球選手として、そして監督としての栄光の歴史と地位を築いた石井前監督も、若い頃は、一生懸命に仕事をしながら野球の腕を磨いていたのですね。